ぴかちゃん日記

ダメ人間によるダメ人間の為の備忘録。

ダメなところは「直す」のではなく「緩める」

私はダメ人間である。名前はまだ無い。どんな名前にしようか。そうは言ってももう考えてもいないのだけれど。

こうゆうのは身近にあるものや、その瞬間に目に入ったもの、その時の閃きで決めたほうがいいものになるような気がする。なんとなく、出だしの設定や名前などばかり気にして中々前に進めない人っているよね。

はい。私です。

さて、世間ではコロナで自粛ムード一色。私の会社も出勤調整やら案件のキャンセル対応などでバタバタしている。

そんな中、私はまた社会人としてあるまじき毎日を送っている。昼に起きて、朝までゲームをする。まるで中学生くらいに戻ったような自堕落な時間。それをただ繰り返している。

最初は多少やさしかった嫁も、ヒステリックになっている。嫁は朝から子ども2人の相手をしなければいけないのだ。下の子はまだ4ヶ月なので、夜泣きもある。なので、寝不足なのだ。そんな寝不足な人間の前で無駄な時間をだらだらと過ごしているのだから、気分を悪くさせて当然だろう。

そのヒステリックなシャウトでさえ何だかどうでもいい。もちろん妻や子どもは大切に思っている。これは本当だ。しかし、数日間も自堕落な生活を送っていくと感情のスイッチも上手く入らない。ただ寝ていたい。目の前にあるゲームを進めることは寝転びながらでもできる。そして、それが進んでいることで安心できてしまう。それくらいダメスイッチが入っている状態。

しかしながら、一週間前までの私はスイッチ全開だった。部下に偉そうなことも言った。効率的な作業方法を常に探し、部下が休業に入るときには一人ひとりに本を贈った。自分の勝手なイメージでその人にあう本を選んだ。読んでくれたのかな。

その中の一人に送る本を選ぶのに私はとても時間がかかった。なぜなら、その人はとても頭が良いのだ。頭が良い、という表現では彼女を表現できないが、その一言が彼女には相応しく思う。

選ぶのに時間がかかった理由は、多分、私より優秀な人間だと私が認識しているから。自分より優れた人間に本を贈ることは躊躇われた。まず、彼女の本棚にはすでに同じタイトルがあるかもしれないからだ。次に、送った本の内容がすでに彼女のスキルとして完成している場合も考えられた。

他の社員も優秀なのだが、彼女は別格だ。普段はみんな対等に接するようにしているが、処理力も判断力も理解力も、そして人間的な魅力も別格に思う。正直、たまに彼女に仕事をお願いすることがとても怖い。話しかけることも上手くできない時がある。オーラがあるのだ。気安く話しかけたら舌が爛れてしまうんじゃないか、と思うくらいに神聖なのだ。と、まあそれは嘘だけど。4割くらいは本当に思っている。

それからここまで褒め倒したが、彼女に恋愛感情は無い。私のタイプはこういった切れ者ではないのだ。ダメさや嘘がすぐにばれてしまうから。ただ、どのような信念があって、どんな思考をしているのかと言う事には興味はあった。そもそも本を皆にあげる、というのも私なりの彼女への挑戦だったのかもしれない。

まず、候補としてビジネス本やハウツー本は無いなと感じた。彼女には必要ないように思う。次に小説。これは彼女の好みを知らなくてはいけない。たとえば私はミステリーは好きだが村上春樹さんの作品は何故か読めなかった。彼女の好みを聞き出した結果、彼女は自分の本棚の写真を送ってくれた。が、それを見て私は小説はやめておこうと思った。次に考えたのは彼女には無い感覚の本。そして考え抜いた結果、タイトルにある言葉を残した桜井章一さんである。

桜井章一さんは20年間無配の伝説の雀鬼である。彼女から遠い感覚のものとしてこの著者が面白いのではないかという考えで落ち着いた。しかし、、、

 

これからペルソナ5をやるので、つづきはまた。